忍者ブログ
おもしろいことをたくさんしたい
[52]  [51]  [49]  [48]  [47]  [46]  [45]  [44]  [43]  [42]  [41
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2001年に殺害されたアンドリュー・バッグビィの子供の頃からの友人である監督による作品。アンドリュー・バッグビィはペンシルヴァニアの駐車場で殺害される。その第一容疑者であった彼の元ガールフレンドは、アンドリューの子供を妊娠・出産し、ザカリーと名付ける。 


うーん、なかなか落ち込んでしまう話だ。
この映画の救いようのないのは、殺されたアンドリュー・バッグビィの両親を襲う地獄の理不尽さ、そしてこの映画がドキュメンタリーであり実際にあった話であるということだ。

この映画に寄せた水道橋博士のメッセージにあるように「この世にも地獄はある。」
自分達の行いと全く関係なく理不尽に不条理に地獄は人を襲う。それはいくら気を付けていても、地獄に堕ちる時は堕ちる、どうしようもない。

私は幸運なことにこのような地獄を今のところ経験していないため、綺麗事のようなことしか言えないが、大切なのは地獄に堕ちても尚立ち上がり続けることだと思う。それをアンドリューの両親は見事に映画の中で体現している。

後この映画を見て思ったのは、この理不尽な地獄に屈することなく行動する両親を多くの人が支えているということ。この映画は初めはメモリアルムービーとして撮られているので多くの人が出演するのは当たり前なんだけど、とにかくこの両親に対する評判がすこぶる良くって、しかもその関係がどれをとっても濃密なものなのだ。

父親が一時期本気でシャーリーのことを殺そうと計画を立てていたと告白しているが、そのようなシャーリーに屈するような悲惨なことにならず、またアンドリュー達の後を追って死んでしまうようなことにならなかったのはひとえにこのような人と人とのつながりがあったためだと思える。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
最新コメント
[05/19 backlink service]
最新トラックバック
ブログ内検索
リンク
プロフィール
HN:
smile
性別:
男性
アクセス解析
忍者ブログ [PR]