おもしろいことをたくさんしたい
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かなり昔のことに思いますが、ナインティナインのオールナイトニッポンを聞いていた時に番組終わり頃にやる矢部浩之のドリチンクラブというナイナイの二人に性的な質問をするコーナーで恋愛問題が取り上げられていた。
読まれたハガキの質問内容は次のようなものだった。投降者は女性である。
「私の友達にAという女性ががいる。その女性Aはある男性Bと付き合っている。しかし、その男性Bというのはなかなか酷い男性で、実は数か月後には本命として付き合っていた女性Cと結婚するというのだ。で、男性Bはきっぱり女性Aとは別れればいいのに、あろうことか「結婚するまでの間付き合って欲しい」ということを言ってきた。
正直男性Bは女性Aをセフレぐらいにしか思っていなかったのだろう。でも、私の友達女性Aは心底男性Bに惚れていて「それでもいい!!」と言ってその男性Bとの交際を続けている。このあと悲しい結末になるのは目に見えています。どうしたら私の友達女性Aに男性Bのことをあきらめさせることが出来るでしょうか」
と、こんな感じだったと思う。
ナイナイの二人はこの答えに色々話をしながら適当に受け流していたと思う。でも私はこの質問に何か偽善的な匂いがして忘れられなかった。
私が思うにこの問題をややこしくしているというか、何かもやもやしたものを残させている原因はハガキの投稿者自身の恋愛問題ではなく、友達という「他者」の問題を語っていることにあると思う。いくら親友といえどそれは「他者」だと私は思う。
要はハガキの投稿者自身の問題であれば、「なんか悲しいことになりそうだから男性と別れてもいいし、悲劇的な結末が待ち構えていようがそれでもいい!と思うのであれば付き合い続ければいいんじゃな~い」ぐらいで済まされる問題のように思う。それは個人の自由なのだから。そして自由というのは自爆的に破滅することを選択することも出来るのだから。
でも、この問題がややこしいのはこのハガキの投稿者は友達Aのことを言っている訳で、正直友達Aが男性Bと付き合い続けようが、別れようがあんま関係ないように思う。もちろん友達が辛い経験をするのを目撃するのはそれはそれで辛いと思うけど。
で、このハガキの投稿者はどういう質問をしているかっていうと「友達Aが男性Bと付き合い続けてもいいことなんてある訳ない。別れさせなきゃ。どうしよう!」と思っている。これは「友達Aを男性Bと別れさせるということが正しい行いだ!それが友達のためだ!」と考えているように思う。でもこれって本当に正しい行動なのだろうか?
所謂世間一般では「友達が可哀そうなことになりそうだったら助けなきゃ!」っていうのがある種の善の行いであるように言われるけど、それって本当のことなのか?私には「友達には悲しい結末があると分かっていてもそれを選択する自由」があるように思える。
例えば、ハガキの投稿者が友達Aを無事説得することが出来て男性Bと別れさせることが出来たとしよう。極端な例でなんじゃそりゃって感じもするけど、その後友達Aはまだ男性Bのことが忘れられる未練がたらたらで、別れたことに強い後悔の念を感じ、自暴自棄な生活に陥ったとしたらハガキの投稿者は責任が取れるのだろうか。
もしかしたら、友達Aと男性Bが付き合い続けることによって真実の愛に目覚め、めでたくゴールインし生涯幸せに暮らすかもしれない。
もしかしたら、友達Aは男性Bと付き合い続けたが結局予定通り結婚まじかにポイ捨てされてしまった。でも、その経験で人間的に友達Aは何か成長が出来るのかもしれない。
もちろんこんな「もしも、もしも」の話はしようと思えば永遠出来る。ある程度未来は予測出来ても、本当に未来がどうなるかは誰にも分からない。ハガキの投稿者にも分からなければ、友達Aにも男性Bにも女性Cにも分からない。何が友達のためになるかなんて誰にも分からないように感じし、何かしらの行動をしてもそれはやはり正の要素と負の要素をほぼ同量程度含んでいるように思う。
だから私は「ハガキの投稿者は友達Aが男性Bと別れようが付き合い続けようが友達であり続けるという姿勢」を取る以外にないように感じた。
でももしも、「友達Aが男性Bと付き合い続けて、その結果ポイ捨てされる」という事態が我慢ならないのであれば、「これが正しい行いだ!友達のためだ!」などとは間違っても思わずにエゴイスティックに独善的に何かしらの方法で無理矢理的に友達Aと男性Bを別れさせればいいと思う。
これは私の個人的な考えですが、善だとか悪だとかというのは個人個人が生きている世界(客観的にみんなが無意識の内に存在していると思う地球を表すような世界ではない)を認識という刃で分割した時に生まれる両断面のように感じる。
善い行いだけをするということは絶対に出来なくて、そこには影のようにそれに相反する要素が付きまとっている。
読まれたハガキの質問内容は次のようなものだった。投降者は女性である。
「私の友達にAという女性ががいる。その女性Aはある男性Bと付き合っている。しかし、その男性Bというのはなかなか酷い男性で、実は数か月後には本命として付き合っていた女性Cと結婚するというのだ。で、男性Bはきっぱり女性Aとは別れればいいのに、あろうことか「結婚するまでの間付き合って欲しい」ということを言ってきた。
正直男性Bは女性Aをセフレぐらいにしか思っていなかったのだろう。でも、私の友達女性Aは心底男性Bに惚れていて「それでもいい!!」と言ってその男性Bとの交際を続けている。このあと悲しい結末になるのは目に見えています。どうしたら私の友達女性Aに男性Bのことをあきらめさせることが出来るでしょうか」
と、こんな感じだったと思う。
ナイナイの二人はこの答えに色々話をしながら適当に受け流していたと思う。でも私はこの質問に何か偽善的な匂いがして忘れられなかった。
私が思うにこの問題をややこしくしているというか、何かもやもやしたものを残させている原因はハガキの投稿者自身の恋愛問題ではなく、友達という「他者」の問題を語っていることにあると思う。いくら親友といえどそれは「他者」だと私は思う。
要はハガキの投稿者自身の問題であれば、「なんか悲しいことになりそうだから男性と別れてもいいし、悲劇的な結末が待ち構えていようがそれでもいい!と思うのであれば付き合い続ければいいんじゃな~い」ぐらいで済まされる問題のように思う。それは個人の自由なのだから。そして自由というのは自爆的に破滅することを選択することも出来るのだから。
でも、この問題がややこしいのはこのハガキの投稿者は友達Aのことを言っている訳で、正直友達Aが男性Bと付き合い続けようが、別れようがあんま関係ないように思う。もちろん友達が辛い経験をするのを目撃するのはそれはそれで辛いと思うけど。
で、このハガキの投稿者はどういう質問をしているかっていうと「友達Aが男性Bと付き合い続けてもいいことなんてある訳ない。別れさせなきゃ。どうしよう!」と思っている。これは「友達Aを男性Bと別れさせるということが正しい行いだ!それが友達のためだ!」と考えているように思う。でもこれって本当に正しい行動なのだろうか?
所謂世間一般では「友達が可哀そうなことになりそうだったら助けなきゃ!」っていうのがある種の善の行いであるように言われるけど、それって本当のことなのか?私には「友達には悲しい結末があると分かっていてもそれを選択する自由」があるように思える。
例えば、ハガキの投稿者が友達Aを無事説得することが出来て男性Bと別れさせることが出来たとしよう。極端な例でなんじゃそりゃって感じもするけど、その後友達Aはまだ男性Bのことが忘れられる未練がたらたらで、別れたことに強い後悔の念を感じ、自暴自棄な生活に陥ったとしたらハガキの投稿者は責任が取れるのだろうか。
もしかしたら、友達Aと男性Bが付き合い続けることによって真実の愛に目覚め、めでたくゴールインし生涯幸せに暮らすかもしれない。
もしかしたら、友達Aは男性Bと付き合い続けたが結局予定通り結婚まじかにポイ捨てされてしまった。でも、その経験で人間的に友達Aは何か成長が出来るのかもしれない。
もちろんこんな「もしも、もしも」の話はしようと思えば永遠出来る。ある程度未来は予測出来ても、本当に未来がどうなるかは誰にも分からない。ハガキの投稿者にも分からなければ、友達Aにも男性Bにも女性Cにも分からない。何が友達のためになるかなんて誰にも分からないように感じし、何かしらの行動をしてもそれはやはり正の要素と負の要素をほぼ同量程度含んでいるように思う。
だから私は「ハガキの投稿者は友達Aが男性Bと別れようが付き合い続けようが友達であり続けるという姿勢」を取る以外にないように感じた。
でももしも、「友達Aが男性Bと付き合い続けて、その結果ポイ捨てされる」という事態が我慢ならないのであれば、「これが正しい行いだ!友達のためだ!」などとは間違っても思わずにエゴイスティックに独善的に何かしらの方法で無理矢理的に友達Aと男性Bを別れさせればいいと思う。
これは私の個人的な考えですが、善だとか悪だとかというのは個人個人が生きている世界(客観的にみんなが無意識の内に存在していると思う地球を表すような世界ではない)を認識という刃で分割した時に生まれる両断面のように感じる。
善い行いだけをするということは絶対に出来なくて、そこには影のようにそれに相反する要素が付きまとっている。
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